今回はこういった疑問にお答えします。
TOEICで945点を取れた僕も何度も塗り絵の刑に処されてきました。
この刑からは早くてもTOEICで800を超えないと開放されません。
この記事はTOEICで400点台、500、600、700、800、900点台を実際に取得してきた僕の攻略法のひとつです。
Contents
TOEICで時間が足りないけどベストスコアを出す方法【脱ぬり絵】
これは現在のスコアと目標スコアによって対策方法が変わってきます。
TOEIC 400点から600点
スコアが400から600までならPart5 短文穴埋め問題 の正解率を上げることに力を入れる。
余力でPart 6 長文穴埋め問題に力を入れて学習する。
じゃあPart 7は?
読み飛ばします。
具体的にはパッとみて難しそうなものは読解しようとせず、
簡単そうなものに力を入れると良いです。
TOEIC 600点あたりかそれ以上
スコアが600あたりかそれ以上なら、日ごろの英文読解量がもろに響いてきます。
TOEIC公式の問題なら最低6回、TOEICに出そうな文章なら最低でも4回は読む。
僕の場合は読む回数が1-2回程度で複数の英文を読む多読的なアプローチよりも、
なるべくTOEICの問題に近い英文や問題、
厳選した20-40記事程度の同じ英文を何度も読む方が効果が高かったです。(多い時は15回前後)
あとは記憶の定着の面で一日に同じ記事を読むのは1回か2回まで、
適度に日を開けて再度読んで、何回読んだのかカウントしていくと良いです。
これはエビングハウスの忘却曲線を参考にしていて、
記憶定着のためには復習期間を少しずつ長くしていくという方法がベースにはなっています。
とは言え、僕は経験上、忘却曲線には個人差があると思います。
自分に合った復習回数や期間を把握することは英語学習以外でも活用できます。
今現在のTOEICのスコアが何点程度か知りたい場合は
TOEICの点数換算が出来る CASEC(キャセック) (所要時間40分)というの別の試験や
TOEICにかなり近い e-test (所要時間30分)という模試など受けるという手があります。
なぜ時間が足りないのか
TOEICは処理速度が問われているテストでもあることはほぼ間違いないです。
なぜなら、ビジネスにおいては同じ時間以内に沢山仕事を処理出来る人の方が評価されるからです。
もちろん、語彙、文法の知識やその正確さも重要ですが、それはPart5や他のパートで評価されています。
なるべく高い品質・正確さでどの程度のボリュームを処理できるかが問われているようなものです。
なので、勝負どころが『正確さ』なのか『処理速度』なのかで考えれば、
まずは『正確さ』に磨きをかけて、それから『処理速度』を上げていくという戦略が王道で攻略法と言えます。
5点でも高いスコアがほしいなら【塗り絵も時短】
戦略的にマークする
基本的にTOEIC800点を超えるまでは時間が足りない、最後の問題まで間に合わないと割り切って、
AでもBでもCでも良いので塗り絵の時間になったらランダムにマークするのではなく
『全てB』や『A,B,C..リピート』と予め決めておくと数秒から10数秒は時短できます。
一撃、またはニ撃でマークする
ぐりぐり、グルグル塗るのでは上級TOEICerとは名乗れません。
機械がマークを読み取れるかどうかには十分注意が必要ですが、
僕はチェックマークを書く要領で二撃でマークしていました。
これらで10数秒の時短になるので1問でも多く解けたら5点上がる可能性がありますね。
さらに本気で点数を上げたいなら
TOEIC公式本を1-2冊に加えて、TOEIC向けの教材もやる。
以前の記事”TOEICの点数がアップしない受験者が知るべき攻略法【もう納得】“で触れましたが、
英語学習で海外ドラマを見ることはおススメで英語の力が上がるのは間違いないです。
ただし、TOEICのスコアアップに対しては遠回りになります。
例えばオンラインTOEIC模試の【 e─test 】を活用すれば、
TOEICの傾向に沿った問題で、点数を上げるための高い学習効率や復習の効果が期待でき、
予め自分がどの程度のスコアか把握できるので対策がしやすいと言えますね。
今回の話は以上になります。それでは健闘を祈ります。